FTS AI Platformサービス利用規約

第1章 総則

第1条(規約の適用)

ファイナンシャルテクノロジーシステム株式会社(以下「FTS」といいます。)が提供するFTS AI Platformサービス(以下「本サービス」といいます。)のご利用にあたっては、このFTS AI Platformサービス利用規約(以下「本規約」といいます。)が適用され、契約者とFTSとの間の利用契約内容を構成することとなります。なお、本規約に同意されない場合、本サービスをご利用いただくことはできません。

第2条(規約の変更)

FTSは、契約者の承諾を得ることなく、本規約を変更する場合があります。この場合、本サービスに係る料金や提供条件等は、変更後の規約によります。なお、FTSは本規約を変更する場合、これら変更内容を契約者に第4条に定める方法により通知します。

第3条(用語の定義)

本規約における用語の意味は以下のとおりとします。

  • 契約者
    本規約に同意した上で、FTSが提供する本サービスの利用を申し込んだ法人又は自然人

  • ユーザー
    本サービスのアカウントを割り当てられた契約者の役員又は従業員であって、本サービスを最終的に利用する自然人

  • 契約者設備
    本サービスの提供を受けるために契約者が設置するPC、電気通信設備、スマートフォン・タブレット等の端末、ソフトウェアその他契約者が用意する設備

  • FTS設備
    本サービスを提供するためにFTSが設置するPC、電気通信設備、ソフトウェアその他FTSが用意する設備

  • ユーザーID
    ユーザーを識別するために用いられる符号

  • パスワード
    ユーザーIDと組み合わせて、ユーザーとその他の者を識別するために用いられる符号

  • 利用契約
    本規約に基づきFTSと契約者との間に締結される本サービス提供に関する契約

第4条(通知)

ユーザーは,自己の責任において,本サービスのユーザーIDおよびパスワードを適切に管理するものとします。
ユーザーは,いかなる場合にも,ユーザーIDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与し,もしくは第三者と共用することはできません。当社は,ユーザーIDとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には,そのユーザーIDを登録しているユーザー自身による利用とみなします。
ユーザーID及びパスワードが第三者によって使用されたことによって生じた損害は,当社に故意又は重大な過失がある場合を除き,当社は一切の責任を負わないものとします。

  • FTSから契約者への通知は、通知内容を電子メール、書面、FTSのホームページ又
    は本サービスの管理画面に掲載するなど、FTSが相当と判断する方法により行います。

  • 前項の規定に基づき、FTSから契約者への通知を電子メールの送信、FTSのホームページ又は本サービスの管理画面への掲載の方法により行う場合には、当該通知は、それぞれ電子メールの送信、FTSのホームページ又は本サービスの管理画面への掲載がなされた時点で効力を生じるものとします。

第2章 本サービスの内容

第5条(本サービスの内容及び変更)

ユーザーは,本サービスの利用にあたり,以下の行為をしてはなりません。

  • 本サービスは、契約者が保有する建具表図面を、WEBブラウザを通じてFTSのサーバーにアップロードし、OCR建具表読み取りシステム及び見積もりシステムを利用して建具表の見積書を作成することをその内容とします。

  • FTSは、本サービスの内容をFTSの判断で随時変更することができるものとします。その場合には、利用料金等も変更する場合があります。

  • FTSは、前項に従って本サービス等を変更する場合、前条に定める方法で通知します。

  • 契約者が前項の通知後に本サービスの利用を継続した場合には、契約者が当該変更に同意したものとみなします。

第6条(本サービスの廃止)

  • FTSの事由により、本サービスを廃止する場合があります。

  • 本サービスを廃止する場合には、廃止日の3ヶ月前までに、第4条に定める方法で通知します。

第3章 本サービスの提供

第7条(本サービスの利用)

  • 本サービスの利用には、本規約に同意し、本規約を遵守して利用することが必要です。

  • 本規約を遵守して本サービスを利用した場合であっても、本サービスに関する知的財産権その他の権利を契約者が取得することはありません。

  • 第1項に反して契約者が本サービスを利用した場合、又は、契約者以外の第三者が本サービスを利用した場合、契約者又は利用者は、本サービスの正規料金の2倍にあたる金額をFTSに対して支払う義務を負うほか、FTSに生じた損害の一切を賠償するものとします。

第8条(利用契約の締結)

  • 利用契約の申込みは、FTSへお問い合わせ頂き、FTSが指定する項目を申込みフォームに従って入力した上、表示される手順に従って送信する方法で行います。

  • FTSは、前項の申込みを受領後、速やかにその内容を審査し、電子メール・電話・訪問等所定の方法で連絡します。

  • 前項の審査を経てFTSが第1項の申込みに対し承諾を通知した場合に利用契約が成立するものとします。

  • FTSは、次の場合、利用申込みを承諾しない場合があります。その場合、FTSはその理由を開示する義務を負わないものとします。
    ① 申込みのあったサービスを提供することが業務上又は技術上困難なとき
    ② 申込者が契約上の債務の履行を怠るおそれがあるとき
    ③ 申込者が本規約に違反するおそれがあるとき
    ④ 利用申込みに虚偽の申告があったとき
    ⑤ 申込者が本サービスの信用を毀損するおそれがあるとき
    ⑥ FTSの業務遂行上の支障があるとき
    ⑦ その他FTSが本サービスの提供について不適当と判断したとき

第9条(申込内容の変更)

  • 契約者は、利用契約の申込時に申告した商号、住所、電話番号、メールアドレス、請求書送付先その他の事項に変更が生じた場合には、FTSに速やかに変更内容を本サービス内でのお問い合わせフォームにて報告しなければなりません。

  • 前項の報告がないことによって契約者に生じた損害その他の不利益について、FTSが責任を負うことはありません。

第10条(権利譲渡の禁止)

契約者は、利用契約に基づいて本サービスの提供を受ける権利を第三者に譲渡、貸与、担保提供等をすることはできません。

第11条(契約者の地位の承継)

FTSは、契約者について次の事由が生じたときは、契約者又は契約者の業務の同一性及び継続性が認められる場合に限り、契約名義の変更に応じます。

  • 相続又は法人の合併

  • 契約者である法人の会社分割又は事業譲渡

  • 契約者の代表者の変更

  • その他前各号に準じる変更

第12条(契約者の地位の承継)

契約者は、本サービスの利用にあたり、契約者設備を自らの費用で準備するとともに、FTSが定める各種手続きを実施するものとします。なお、契約者設備に関する推奨環境は次のとおりです。

  • ハードウェア構成  PCスペック指定は特になし。

  • ソフトウェア構成  Windows OS  Windows10以上

  • Webブラウザ Google Chrome

第13条(ユーザーID及びパスワードの管理)

  • 契約者は、FTSが契約者に付与するユーザーID及びパスワードの管理責任を負うものとします。

  • 契約者は、FTSが付与するユーザーID及びパスワードを自らの責任において厳重に管理し、又は管理者を指定して管理させるものとし、第三者に利用させたり、貸与、譲渡、売買等をすることはできないものとします。

  • ユーザーID及びパスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等による損害の責任は契約者が負うものとし、FTSは一切責任を負わないものとします。

  • ユーザーID又はパスワードが不正に利用されたことにより、FTSに損害が生じた場合、契約者は、FTSに対しその損害を賠償するものとします。

  • 契約者は、ユーザーID及びパスワードが盗難や紛失にあった場合、又は第三者に不正に使用されたと思われるときは、直ちにFTSにその旨を連絡するものとします。

第14条(FTSの情報管理責任)

  • FTSは、本サービスを通じて登録・送受信される情報(以下「本情報」といいます)が消滅等しても、一切責任を負わないものとします。但し、FTSの故意又は重大な過失による場合は、この限りではありません。

  • FTSは、本サービスの運用に必要と判断する範囲で、本情報を閲覧することができるものとします。

第15条(本サービスの保守・運用)

FTSは、契約者が支障なく本サービスを利用できるよう、本サービスの保守・運用に努めますが、本サービスの利用もしくは本サービスの利用ができなかったことによる契約者の損害については、FTSに故意又は重過失がない限り、一切責任を負いません。

第4章 本サービスの利用停止・利用契約の解約

第16条(契約者が行う本サービスの利用契約の解約)

  • 契約者は、本サービスの利用契約の解約を希望する場合は、解約希望日の1ヶ月以上前までに、本サービスのお問い合せフォームにてFTSに対して通知することによりいつでも解約できるものとします。

  • 本サービスの利用契約が解約された場合、契約者は、未払いの本サービスの利用料金の全額をFTSが指定した期日までに一括して支払うものとします。

第17条(FTSが行う本サービスの提供の停止・利用契約の解除)

FTSは、契約者が次の各号のいずれかに該当すると判断したときは、本サービスの全部又は一部の提供を停止し、又は、利用契約を解除することができます。FTSは、本条に基づき利用契約を解除したことにより契約者に生じた損害について、一切責任を負いません。

  • 契約者が利用契約上の債務の履行を怠ったとき又はそのおそれがあるとき

  • 契約者の利用申込みに虚偽の申告があったとき

  • 契約者が本サービスの信用を毀損したとき又はそのおそれがあるとき

  • FTSにおいて本サービスを提供することが技術上又は営業上の理由から困難になったとき

  • 契約者に支払停止があったとき

  • 契約者に破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始又は特別清算開始その他類似の倒産手続の申立てがあったとき

  • 契約者が手形交換所の取引停止処分を受けたとき

  • 契約者が自らを債務者とする仮差押、仮処分等の申立てを受けたとき

  • その他FTSにおいて契約者と利用契約を継続することが適切でないと判断したとき

第5章 本サービスの提供中止及び廃止等

第18条(本サービスの提供中止)

  • FTSは、次の各号のいずれかに該当する場合には、契約者に通知することなく本サービスの全部又は一部の提供を中止することがあります。
    ① 天災地変、疫病の流行その他の不可抗力により本サービスが提供できなくなったとき
    ② その他本サービスの提供に必要となるFTS設備に滅失、破損等の障害が発生したとき
    ③ その他、運用上又は技術上やむを得ないとき

  • FTSは、前項に基づき本サービスの提供を中止したことにより契約者又は利用者その他の第三者に生じた損害について、一切責任を負わないものとします。

  • FTSは、第1項に定めるほか、本サービスの運用上必要な範囲において、本サービスの利用の制限等を行うことができるものとします。この場合、FTSはその旨をFTSが適当と判断する方法であらかじめ契約者に通知又は周知するものとします。但し、緊急やむを得ない場合はこの限りではありません。

第19条(本サービスの廃止)

  • FTSは、自己の都合により、本サービスの全部又は一部を廃止することがあります。なお、本サービスの全部が廃止された場合は、FTSが定める本サービスの廃止日をもって本サービスの利用契約は終了するものとします。

  • FTSは、前項に基づく本サービスの廃止により契約者又は利用者その他の第三者に生じた損害について、一切責任を負いません。

  • FTSは、第1項の規定により本サービスの全部又は一部を廃止するときは、契約者に対し本サービスを廃止する3ヶ月前までにその旨を通知するものとします。

第6章 料金

第20条(支払)

  • 契約者は、FTSに対し、本サービスの利用に関し別表に定める利用料金(以下「利用料金」といいます。)を支払うものとします。

  • 契約者は、FTSが定める支払期日までに、利用料金をその金額に課税される消費税相当額とともにFTSが指定する方法により支払うものとします。なお、支払手数料は、契約者の負担とします。

  • 契約者は、第16条(本サービスの利用停止)、第17条(本サービスの提供中止)に基づき本サービスの利用が停止又は中止された場合でも、当該中止又は停止期間における利用料金を支払うものとします。

第21条(遅延損害金)

FTSは、前条第2項に定める支払期日を経過しても利用料金の支払いがない場合、当該支払期日の翌日から起算して支払日の前日までの期間について、年14.5%の割合で算出した額の遅延損害金を、契約者に対して請求することができるものとします。

第7章 禁止行為

第22条(FTSが行う本サービスの提供の停止・利用契約の解除)

契約者は、次の各号の行為をしてはならないものとし、これらの行為を行ったことによりFTS又は第三者が損害を被ったときは、契約者はかかる損害を全て賠償するものとします。

  • FTS及び他の契約者もしくは第三者の権利を侵害する行為又はそのおそれのある行為

  • FTS及び他の契約者もしくは第三者の財産もしくはプライバシーを侵害又は名誉棄損する行為

  • FTS及び他の契約者もしくは第三者に不利益もしくは損害を与える行為又はそのおそれのある行為

  • FTSの提供する本サービスの運営を妨げる行為

  • 犯罪行為を含む公序良俗に反する行為もしくはそのおそれのある行為

  • その他FTSが不適切と判断する行為

第8章 雑則

第23条(秘密保持)

  • 契約者とFTSは、本サービスの利用により知り得た相手方の営業上、技術上その他業務上の秘密及び本サービスの提供にあたり取得した個人情報を、本サービスの利用のためのみに使用するものとし、相手方の承諾を得ることなく第三者に開示、漏洩してはならないものとします。ただし、次の各号に該当する情報についてはその限りではありません。
    ① 既に公知の情報及び開示を受けた後に受領者の責めによらずして公知となった情報
    ② 相手方から開示された時点で既に自己が所有していたことを立証できる情報
    ③ 正当な権利を有する第三者から秘密保持義務を負担することなく適法に入手した情報
    ④ 秘密情報によらずして独自に開発した情報

  • 本条の規定は、利用契約終了後も5年間有効とします。

第24条(知的財産権)

  • 本サービスにおいてFTSが契約者に提供する一切の著作物に関する著作権(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を含みます。)その他ノウハウ等の一切の知的財産権はFTS又はその他の正当な権利者に帰属します。

  • FTSは、本サービスで提供されるコンテンツやデータ等の完全性・正確性・第三者の知的財産権その他の権利の非侵害性等を保持するべく努めますが、それらを保証するものではありません。

第25条(反社会的勢力の排除)

  • 契約者は、次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、将来にわたっていずれにも該当しないことを保証するものとします。
    ① 自ら(その役員及び従業員を含む。)が「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」で定める暴力団又は暴力団員、あるいは暴力団員でなくなったときから5年間を経過しない者、もしくはこれらの準ずる者、又は暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者(以下これらを総称して「暴力団員等」といいます。)であること
    ② 自らの行う事業が暴力団員等の支配を受けていると認められること
    ③ 自らの行う事業に関し、暴力団員等の威力を利用し、財産上の不当な利益を図る目的で暴力団員等を利用し、又は暴力団員等の威力を利用する目的で暴力団員等を従事させていると認められること
    ④ 自らが暴力団員等に対して資金を提供し、便宜を供与し、又は不当に優先的に扱うなどの関与をしていると認められること
    ⑤ 本契約の履行が暴力団員等の活動を助長し、又は暴力団の運営に資するものであること

  • FTSは、契約者が次の各号のいずれかに該当するときは、何らの通知、催告を要せず直ちに利用契約を解除することができるものとします。
    ① 前項に違反したとき
    ② FTS及び他の契約者もしくは第三者に対する暴力的な要求行為
    ③ FTS及び他の契約者もしくは第三者に対する法的な責任を超えた要求行為
    ④ FTS及び他の契約者もしくは第三者に対する脅迫的言辞又は暴力的行為
    ⑤ 風説を流布し又は偽計もしくは威力を用いて、FTS及び他の契約者もしくは第三者の信用を毀損し、又は業務を妨害する行為
    ⑥ その他前各号に準ずる行為

第26条(損害賠償)

  • 契約者は、本規約に違反し、又は本サービスの利用に関連してFTSに損害を与えた場合、当該損害を賠償する責任を負うものとします。

  • 契約者は、本サービスの利用により他の契約者又は第三者に対し損害を与えた場合、自己の責任と負担でこれを解決し、FTSにいかなる責任も負担させないものとします。

  • FTSが利用契約によって契約者に損害賠償しなければならない場合、FTSの負担額は、当該契約者が支払済みの本サービスの利用料金を上限とし、当該契約者が被った通常の直接損害のみを賠償するものとします。

第27条(合意管轄)

本サービスの利用契約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第28条(分離性)

本サービスの利用契約のいずれかの条項が無効とされた場合であっても、本サービスの利用契約の他の条項は継続して完全な効力を有するものとします

第29条(準拠法)

本サービスの利用契約の成立・効力、解釈及び履行については、日本国法に準拠することとします。

以上